■コマ大数学科196講:英語で数学 Part3
「Why not Japanese?」なんか、大人の事情が垣間見える「たけしのコマ大数学科」
まずは、Playボタンを押して、リスニングに挑戦してほしい。これまでも、「英語で数学」は、Part1とPart2があったが、今回、初の試みとして、問題文は提示せず、スタジオのマス北野や東大生チームは、リスニングだけで問題を解かなければならない。
上の爺が作成したFlashの音声データは、Part2で紹介した「SitePal(Text-to-Speech)」の「Julie」に読み上げてもらったものを、Flashに取り込んだ^^; ただし、無料デモ版のJulieは、もの覚えが悪く、長いテキストは、途中までしか読んでくれない><;
さて、今回のコマ大数学研究会の役割は、検証ではなく、問題を読み上げる出題者(?) 毎度、オープニングトークでかみまくる、日本語が不自由(^^;)なダンカンに白羽の矢を立てられたのは、ハングル語が話せるというアタルくん。ダンカンの命を受け、アタルくんが訪れたのは、ECC八重洲校。英国美人のジャッキー先生のクイーンズ・イングリッシュのレッスンを受ける。
いっぽう、無法松らは、あるビッグ・スターに出題を依頼するべく動いた。マイケル・ジャクソンのモノマネ芸の「マイコ―りょう」(オフィス北野所属)だ^^; 華麗な踊りを披露しながら問題文を読み上げる、マイコ―りょう。「DE=フォ~!」には、思わず、飲んでいた「いいちこ」を吹き出しそうになってしまった^^;
スタジオでは、アタルくんによる出題がされた。帰国子女の竹内センセから「発音がいいですね」とホメられて、ホッとしたような、大役をこなして満足気なアタルくんであった。マス北野やポヌさん、東大生チームには、ヒアリングだけだが、番組視聴者には、テキストも表示されたよ。
●マス北野&ポヌさんの答え
マス北野は「device」(装置)を幾何問題だけに「divide」(分割)と聞き間違えたようだ。思い込みがあると「空耳」ってあるよね。それで、最初は図(1)のように考えたんだけど、途中で「wall socket」は、「壁のコンセントだよ」と気付き、図(2)のように描き直したが、時すでに遅く、計算が間に合わず、タイムアウト。
●木村美紀&山田茜さんの答え
木村美紀&山田茜さんの東大生チームは、「かんたん、かんたん!」と迷いもなく、図を描き、色まで付ける余裕を見せた。壁ADにコンセント(E)があり、AE=3m、DE=4m、そして延長コードが5mとすると、3:4:5の直角三角形が2つできる。赤●と青●の角度は足し合わせると90度なので、黄色の部分は、半径5の4分円となる。問題は、延長コードが届く範囲の確率を求めることなので、直角三角形2つと4分円を足し合わせた面積を部屋全体の面積で割ればいい。
●竹内薫センセの「美しき英語の時間(?)」
解法については、東大生チームの説明がバッチリだったので、問題文の確認だけしておこう。
今回のちょっといい話は、英語で円周率を覚える方法だ。
日本語だと「産医師 異国に向こう…」などと、語呂合わせで覚える方法があるが、英語では単語の文字数にあてるみたいだ。これだといろんなバリエーションが作れそうだ。
1番目は、なるほど…という感じで、これは爺も知っていた。
2番目は、意を汲みとると「円周率をカンタンに思い出すコツってあるの?」。よく出来ているなぁ…というのが爺の感想。
3番目は、「量子力学にかかわる、しんどい講義のあとは、アルコールを飲みたくなる!」という意味なんだろうけれど、竹内センセも大学時代、こんな思いで酒を飲んだのだろうか…と勝手な妄想を抱いてしまった^^;
たけしのコマ大数学科 第8期 DVD-BOX 2010年9月15日発売 ディスク枚数: 2 販売元: ポニーキャニオン |
※たけしのコマ大数学科の「過去問題」はこちらから。
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