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2008年7月 3日 (木)

■海外ドラマ:Dr.HOUSE

 FOXで放映されている、医療ドラマ「Dr.HOUSE」。ハウス医師は伝染病を専門とする内科医、優秀な診断医だが、これまでの医療ドラマとちょっと違うところは、そのキャラの濃さだと思う。

Flash Memo for Designers
(※ゆがみエフェクトは、上記サイトの公開スクリプトを使用させて頂いた)。

 足が悪く、杖が手放せないハウス医師。黒のジャケットに身を包み、まるで死神のような、およそ医師らしくない、その風貌よりも、さらに輪をかけて、口が悪い^^; とにかく辛辣で、患者を患者とも思わない態度は時にトラブルも生む。口の悪さは、同僚に対しても同じだが、腕は確かなので敬意を払われている。そんな、頑固で偏屈オヤジの魅力とは……。

 「診断医」という言葉は、ちょっと日本では聞きなれない。日本では内科医も外科医もレントゲン画像などで診断をするが、アメリカでは、放射線科医が画像診断をするらしい。病名が不明な患者や、何が原因かわからない患者は、ハウス医師のもとに回される。そのため、彼は、若い専門医たちによる医療チームを率いる。

 物語は、病気の原因は何なのか、それを探るミステリーとなっている。いわば、命を救うために解かなくてはならない医学パズルに挑戦するという、筋立てだ。

 命を救うためには、一刻の猶予もない、あらゆる可能性を考え、推論する。時には、根本的な原因、本質にたどりつくことができず、誤った判断を下すことがあるが、ハウス医師は、その豊富な知識をもとに、直感的、もっと言えば、独断的に医療方針を決定する。

 さまざまな可能性の中、不確実性の中でも、リーダーは決断しなければならない。命を救うためなら、なんだってする。医療訴訟を心配し、何も手がだせないなんて事態はクソくらえだ。だから、ハウスの強引な手法に反発を感じることはあっても、チームは、ハウスを信頼し、敬意を払う。

 キャラ的には、「リ・ジェネシス」の主人公「デビッド」と共通する部分があるかもしれない。「ちょい悪」という言葉には、あまりにも薄っぺらさを感じるけれど、どちらも、社会的な枠、組織の枠からは、はみ出し者だ。唯一、その地位に留まっていられるのは、結果的に的確だった判断を積み重ねることで、得られる信頼だと思う。

 誰も責任を取らない、ことなかれ主義の時代にあって、強いリーダーというのは、ある意味、あこがれる部分ではあるけれど、その責任の重圧に耐えるタフさが同時に求められる。世の中のおとーさんたちは、ドラマの中でハウス医師に感情移入するのはいいけれど、現実に自分自身を投影して考えてはいけない^^;

 ところで、少々話は脱線するけれど、症状から病気の原因を特定する難しさだ。医療における「エキスパートシステム」の現状、進捗状況は、いかほどのものだろうか。ひと頃、人工知能の研究から、スタンフォード大の感染症診断治療支援エキスパートシステム(MYCIN)などが、注目されたが、最近では、話題に上ることもないように思う。

 というわけで、ネット検索した結果、以下のページがヒットした。

LISにおけるエキスパートシステム

House_soundtrack Dr.House
オリジナル・TV・サウンドトラック

HOUSE DVD(※注意:リージョン2)

House1 House2 House3


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