■スパゲッティ問題(その2)
コマネチ大学数学科38講の「スパゲッティ問題」で、大ポカをやらかした酔っ払い爺の私。コマ大数学研究会と同じく、モンテカルロ法で確認してみようと思った。
問題:1本が30cmのスパゲッティを無作為に3本に折ったとき、その3本で三角形を作ることができる確率は?


1本のスパゲッティを任意の2箇所で折る。三角形を作ることのできる条件として、三角形の二辺の和は他の一辺より長いので、X+Y>15とした。かつ、X,Yともに一辺が15cmを超えると、他の二辺の和よりも長くなってしまうので、X_dt<15、Y_dt<15 の条件を加えた。これをコマ大数学研究会が試した1000本の10倍、10000本繰り返し、三角形を作ることができた場合をカウントしてみる。正解は「1/4」なので、25%あたりに収束するはず。ところが何度トライしてみても、12.5%あたりに収束してしまう。たぶん、三角形を作ることのできる条件が間違っているのだと思うのだが……。アルコール漬けの脳では、よくわからない。
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コメント
いつも、こちらのサイトを楽しく見させてもらってます。
(毎回プログラムで解答を見せてもらえるので
すごいなぁと感心しております。)
ところで、
X_dt, Y_dt を左端からの長さで定義してるので、
3つに折ったときの各辺の長さは
X, Y-X, 30-Y ですね。(X, Y, 30-X-Y じゃなくて)
ですから、
全体条件としては、
X>0
Y>X
Y>30
このうち三角形になるのは、2辺の和>他の一辺から
Y>15
X>15
Y<X+15
ですよね。
分割の定義は、3辺を X, Y-X, 30-Y と設定してるのに
対して、下の for 文内の条件は
3辺を X, Y, 30-X-Y で考えた場合で、
計算されてるので、そこで矛盾が生じてるようです。
確認してみてください。
投稿: コマネチファン | 2007年3月17日 (土) 12時37分
コメント、ありがとうございます。
コメント欄では説明しきれないので、
別エントリーにて、解答します。
投稿: Gascon | 2007年3月19日 (月) 01時19分