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2007年3月 2日 (金)

■コマネチ大学数学科40講:和算PartⅡ

イタリアのちょい悪オヤジ風、竹内薫センセが和服を着て登場。マス北野の「崔洋一みてえだな」の一言に激しく同意「たけしのコマネチ大学数学科」第40講。お題は「和算」。以前、「百五減算」をやったが、今回は、なにやら幾何の問題。

今有如図直内容等円二ケ設二斜相錯載側円
其短径及等円径若干問得側円長径如何

20070302_01

問題:この楕円の短径が4、等円の直径が1のとき、
楕円の長径を求めなさい。

20070302_02

この式にb=2,r=1/2を代入すると、a=√9で「3」、長径はその2倍で「6」になる。

ならば、はじめから式を2倍にしてみる。

20070302_03

これが、算額の公式
置短径倍之加等円径乗等円径開平方二之得長径合問

というわけで、じつは、上で紹介した式は、ほとんど、以下のサイトから、書き写しただけ><;
一関市博物館:和算に挑戦
「美しき数学の時間」で紹介されていた解法、アファイン変換による解答例も載っている。なんだか、難しそうだったので、パス;;

また、「算法助術」(長谷川弘閲/山本賀前 編)は、電子復刻版が公開されている。二十八(82:右から読んでね^^;)にあるよ。

20070302_04

元の図形をひっくり返している。それにしても「和算」は、なかなか風情があってよろしいなぁ……。

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コメント

いつも応援ありがとうございます!

ちなみに、あの和服は自前です(笑)
着付けが大変で、妹に手伝ってもらいました。解説は、もうちょい和算の公式の導き方などをやればよかったですね。アファイン変換のほうは、楕円のx軸を圧縮して、円にしてしまうと、円の接線の性質などを使える、というだけのことです。名前だけ難しそうですが・・・。

投稿: 竹内薫 | 2007年3月 3日 (土) 00時25分

今晩は、いつもお世話になります。

江戸時代の和算の公式集
「算法助術」の電子復刻版が公開されていました。
紹介します。
http://www.asahi-net.or.jp/~nj7h-ktr/jojutu/jojutu.html
今回の例題の図
http://www.asahi-net.or.jp/~nj7h-ktr/jojutu/jojutu18.html

「和算」確かに風情がありますね。

番組最後に、たけしさんが言っていたインターネットサイトは
ガスコンさんの事だろうなぁと思って見ていました。
「コマネチ大学」の本にも出ていましたね。

I appreciate in your usual cooperation.
Best Regards,Chablis

投稿: シャブリ | 2007年3月 3日 (土) 01時16分

済みませんでした。電子復刻版、同じところでした。
注意不足! 申し訳ないです。

投稿: シャブリ | 2007年3月 5日 (月) 18時55分

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