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2007年2月19日 (月)

■R-1グランプリ

関西テレビ、フジテレビ系列の「R-1グランプリ」を見た。ようするに「朝日テレビ」系列の「M-1グランプリ」(Mは、ManzaiのM)に対抗して、こちらは、ピン芸人の芸を競うものだが、年末、新年の特番でもなく、番編時期でもない、ゴールデンタイムの放映でもない、この時期、この時間帯に放映すること自体が、この「R-1グランプリ」の認知度というか、人気度がイマイチであることを物語っている。だいたい(R-1がなんの略なのかも、よくわかんないよ^^;)

今回の見所は、2006年M-1グランプリを制した、チュートリアルの徳井義実が、M-1、R-1のダブルタイトルを獲得できるか否か(ちなみに、前回、第5回R-1グランプリで、徳井義実は2位)。もうひとつは、過去、すべて決勝戦に進出するも、無冠の「友近」と、交際が報じられている「なだぎ武」の動向だ。もしも「友近」、「なだぎ武」のどちらかが、優勝し、優勝賞金500万円を手に入れたら、それを結婚資金に当てるとも、報じられていて、そんなことは私にはどうでもいいのだが、深夜のオンラインショッピング番組で、友近、なだぎ武の、キャサリン&ディランのオンラインショッピング番組が実現されたら、ネタとしても面白く、見てみたいと思うのは、私だけだろうか^^; ダチョウ倶楽部の寺門ジモンにとっては、穏やかならぬ、脅威を感じるかもしれない。

で、私が注目したというか、今まで知らなくてごめんなさいという感じで、インパクトを受けたのが、ウメ(ソニーミュージックアーティスツ)と、大輪教授(ケイダッシュステージ)だ。ともに、ネタを見るのが初めてだったので、「ほぉお~~~」と唸ってしまった。とくに「ウメ」の同じ紙芝居(お笑い界では「絵めくり」というらしい)を使いながら、別のストーリーを構築する話芸? こう言葉で書くとつまらないけれど、はじめて、それに触れると、カルチャーショックと、快感を味わえると思う。紙芝居の絵も自分で描いているみたいで、貧乏っぽい絵柄も、キャラクターと相俟っていい味を出している。

大輪教授も、恥ずかしながら、その存在を知らなかったのだけれど、ホワイトボードと白衣という出で立ちで理数系ネタを披露する。その、お笑いの難しさは、想像に難くない。たとえば、大輪教授の「七分袖」って「7%」、「七分袖はノースリーブにほぼ等しい」というネタは、野暮を承知で解説すると、以前、このブログで芳沢光雄氏の「算数・数学が得意になる本」を紹介したときに、このプロジェクトは「九分九厘」成功すると言ったとき、その成功率は「9.9%」ではなく、「九割九分」を意味する「99%」である。と聞かされたときと同じ。「割」という概念は江戸時代にはなかったため、慣れ親しんだ言葉と数学的なギャップに気づくことが面白しろいのだが、けっこう指摘されるまで気づかない。面白さのツボがわかるまで、ちょっとした時間差がある。面白さというより「へぇ~」と感心されても困るわけだ。

ふたりとも「R-1グランプリ」の座は逃したが、2000人を超える応募者の中から、予選を勝ち抜き、決勝に進出した8人の中に選ばれたことは、その実力を評価された証で、芸人としては晴れの舞台だ。私のように、テレビを通じてだが、はじめて、その芸に触れ、一発で引きこまれ、ファンになった視聴者も多かったはずだ。ウメの絵めくりをもっと見たい!

というわけで、「R-1グランプリ」は、「徳井義実」と同点ながら「なだぎ武」が獲得した。でも、微妙にキャラクターがかぶっている「友近」と「なだぎ武」のお笑い芸人カップルって、どうなのよ^^;

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