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2006年6月 7日 (水)

「数学」の落ちこぼれ

 私は「数学」の落ちこぼれだ。こんなカミングアウトをしたところで、誰もよろこばないのはわかっている。このブログでは「たけしのコマネチ大学数学科」で出された問題を「エクセル」で解いているので、もしかしたら、私を「数学ができる人」と勘違いする方もいるのではないかと思ったからだ。

 私は、2桁の足し算でも電卓を使ってしまうほど、計算がニガ手だ。「春分」や「節分」は知っているが、「微分積分」なんて全然わからない。そもそも、学校で教えてもらった体験がないのだ。私の通った高校は、いわゆる進学校で、成績や目標とする受験大学によって、2年生から、理数系、文系、そして、成績優秀な生徒を集めた文理系のクラスに分けられていた。

Sb_3_1   高校時代、私は漫画ばかり描いていたから、成績は最低。将来は漫画家になるつもりだったので受験勉強もまったくやらなかった。現在の教科書がどうなっているかは知らないが、当時、文理系や理数系クラスの数学の教科書は「数Ⅲ」、文系クラスは「数Ⅱb」だった。当然、私は文系クラスだ。「微分積分」は、「数Ⅱb」の後半部分にやっと出てくるんだよね。授業がそこまで進んでいないと、教えてもらえないまま、卒業しちゃうのだ(まぁ、当時教えてもらっていたとしても理解できたかどうかは疑問だが……)。でも、教えてもらったという体験がまったくないのとは違うと思う。

Rc_8  高校卒業後、私は漫画家のアシスタントになり、漫画家として独立し、少年誌で連載をして……そして突然、パソコンに出会う。パソコンに夢中になった私は、某アスキーの面接を受け、デザイナーとしてもぐり込み、その後、編集者になった。

 だから、微分の「lim」なんたらと書かれた数式や、積分の、あの「f」の横棒を取ってデカくしたような(見方によっては音楽のト音記号の渦巻きを取ったようにも見える)記号は、この歳になるまで、まったく知らなかったんだよね。ちなみに、積分の記号は「和 Sum または Summation」の「S」をもじったものらしい。

Exf  私の転石の人生は、まだ続き、某アスキーを辞め、フリーのライターになった。あれほど嫌いだった「エクセル」の記事をパソコン誌で書くようになり、仕方がないので「エクセル」の勉強を始め、「エクセル」で使える関数が多くあることを知った。関数の中には難しいものもあって、いったいどんな場面で使えるのだろうかと思うものも少なくない。たとえば10進数を2進数に変換する「DEC2BIN」なども、そのひとつだ。もしも「たけしのコマネチ大学数学科」という番組がなかったら、一生使わなかったかもしれない。

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